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在宅介護をスタートした介護初心者が相談もできる学びの場とは

自宅介護を始めたばかりの頃は、何をどうすれば良いのかと戸惑うことも多いものです。家族が介護するにあたっての基礎知識、注意すべきポイントなどを学ぶことができる機会もいろいろとあるので利用しましょう。今後、在宅介護の可能性がある人も先駆けて学んでおけばいざという時にも安心です。

■まずは家族介護教室に参加してみよう

AS_57248586本格的な高齢化社会の到来とともに、待機者が100人を超えている特別養護老人ホームもけっしてめずらしくない昨今です。いずれは、入居を希望しながらも自宅介護をしている人も増えています。訪問介護サービスなどを利用すれば負担も軽減できますが、ヘルパーのいない夜間のケアは、家族がしなくてはいけません。そのため、しっかりと基礎知識を身につけておくことは非常に大切です。

そこで、利用をおすすめしたいのが市町村で実施する「家族介護教室」です。家族介護教室とは、厚生省が推進している「介護方法や介護予防、介護者の健康づくり等についての知識・技術を習得させるための教室」のことです。無料で参加できる上に、内容も初心者向けで大変わかりやすくなっています。通年の講座もあれば単発イベントもあるので、各自の都合にあわせて利用できるのもうれしいポイントです。自治体便りやサイトで開催日をチェックしましょう。

■介護職系の資格を取得するのもひとつの方法

家族介護教室に参加してみて、より深く勉強してみたいと思ったならば、介護職系の資格取得をめざすのもいいでしょう。たとえば、介護職員初任者、少し前までのホームヘルパー2級に相当する資格を目標とする「介護職員初任者研修」に参加するのもおすすめです。講義だけではなく演習の時間もたくさんあるので、実践的なスキルを身につけることができます。

ただし、演習の時間が豊富なこともあり、介護職員初任者研修はそれなりに費用もかかってしまいます。自宅介護のためだけではなく、いずれは介護の仕事をしてみたいと考えるようになった人にとくにすすめたい講座です。

■通信講座で介護を学ぶ

AS_78139646介護を勉強したいと考えていたとしても、自宅介護をしている場合、外出時間を作るのが難しいというのが現状でしょう。そんな時には通信教育を利用してもいいかもしれません。介護・病気に関する知識、介護保険制度の利用方法、介護のコツなどを幅広く学ぶことができる「家族介護初心者」のための通信講座もあります。最近では、いざという時に備える予習として利用している人も増えているそうです。

介護に関する通信講座を探してみると、さまざまなスクールで多種多様な講座が開かれていることがわかります。介護職員初任者、介護福祉士実務者、介護福祉士、ケアマネージャー、介護事務などより専門的に学ぶためのコースも完備されています。

■介護を学ぶメリット

講座に通うのであれ通信教育を利用するのであれ、介護を学ぶメリットはいろいろとあります。在宅でアマチュアが行う介護はどうしても自己流になりがちです。誤った体の使い方をして介護者が腰を痛めるケースも多発していますし、介護される側にとっても危険を伴います。しかし、専門的な知識を身につければ、たとえばボディメカニクス論に基づいた介護する側・される側の両方の体に負担の少ないメソッドを使用することも可能なのです。

また、自宅介護はとかく煮詰まりがちです。学びの場に集う人と知り合うことによって、互いに苦労を分かちあうこともできるかもしれません。同じ悩みを話し合うことはストレス解消にもなります。どうしても閉じこもりがちな介護者のメンタルヘルスケアを考えると、介護を学ぶことによって外の世界とつながっていることは非常に大切なことなのです。

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