介護の相談ステーションでは、介護の悩みから相続や税金の相談までお答えします

自宅介護中に家を空けるのに役立つ豆知識

自宅介護をしていて「家を空けることができない」という悩みを抱えている人は少なくありません。しかし、たまには介護のことを忘れて外出し、気分転換を図ることは非常に大切です。自宅介護者が家を空ける時に役立つ豆知識を紹介します。

■タブレットやスマホを活用してモニタリング

AS_83084876排泄や食事は一人で問題なくできるものの、軽度の認知症等で留守番をお願いするには心配なケースも多々あります。そんな時には、タブレットやスマホで家の様子を外出先からチェックできる環境を作っておくのもひとつの方法です。

部屋に設置したカメラからの映像をタブレットやスマホでモニタリングするための無料ソフトもいくつかあります。カメラも家電量販店などで、3000円前後で購入できるので、初期費用をあまりかけることなく導入できるのもうれしいポイントです。

■一人でいるのがストレスにならない環境を作る

お年寄りの中には、いつも一緒にいる介護者が出かけてしまうことを極度に不安に思う人もいます。また、夕方、部屋が暗いままでは転倒によるケガなどのおそれもあります。たとえば、部屋の灯りに人感センサーとつけることで、自動的に明るくなるようにすれば、そういった問題をいくらか軽減することはできるでしょう。

また、高齢になるとどうしても暑さ、寒さを感じにくくなるため、エアコンを自分で入れ忘れてしまう人は少なくありません。そのまま放置していては、とくに夏場は熱中症の危険もあります。タイマー機能や、外出先から操作できる機能を利用して、つねに適温を心がけましょう。

■一緒に外出する歳の豆知識

介護者がたまには外出したいと考えているのと同じように、じつは被介護者も家の中ばかりの生活を息苦し感じています。たまには外に連れて行ってあげたいところですが、移動手段も限られてしまうため二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか。

AS_85374902そんな時に利用したいのが、民間の介護タクシーです。介護保険の適用となる介護保険タクシーもありますが、行き先が病院や役所に限られるなど、レジャーに利用できるようなものではありません。一方、民間の介護タクシーはある程度お金はかかってしまいますが、どこへ行くのも自由です。

介護タクシーサービスには各種さまざまなものがあります。介護福祉士、ヘルパーなどの介護資格を持っているドライバーが担当していることも多く、移動中はもちろん外出先の施設内での付き添いなどに応じてもらえることもあります。メーター制ではなく、時間制のところも多く、1時間あたり3000円ほどで利用できるものもあるので、ちょっとした外出等にいかがでしょうか。

じつは、タクシー業界は介護支援に積極的です。各事業者が参加している『ユニバーサルドライバー研修推進実行委員』では、2011年からドライバー向けに「ユニバーサルドライバー研修」を開催し、高齢者やハンディキャップのある人を接客する歳のマナー、サービス、心構えなどをレクチャーしています。まだ介護タクシーサービスを展開している会社は少ないかもしれませんが、今後は増加も見込まれています。介護者、被介護者ともに気分転換のための外出や旅行がしやすくなっていくのではないでしょうか。

……いかがでしたでしょうか。自宅介護はとかく煮詰まりがちです。デイサービスやデイケアなどを利用してなるべく負担を少なくするだけではなく、介護そのものを一日忘れるような経験も時には必要です。気持ちをリフレッシュさせることは非常に重要なのです。コンピューターを利用した見守り技術、介護サービスに関心の高いタクシー会社の新サービスなどを利用して、定期的に外の空気に触れる機会を作ることができると理想的なのではないでしょうか。

Related posts