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認知症に関する悩みをどう解決したら良いのか

認知症を介護していて、大きな悩みとなるのが徘徊や便いじり等への対応です。片時も目を話すことができないため、家族全員が疲労困憊してしまうこともめずらしくありません。少しでもストレスを少なくする方法はないのでしょうか。

【徘徊感知機器を利用する】
AS_83755345徘徊を24時間見守るというのは本当に大変なことです。介護者が体を壊してしまっては元も子もありませんので、便利な道具を利用するなどしてできるだけ負担を軽減したいところです。たとえば、徘徊感知機器を利用してみるのもひとつの方法です。

徘徊感知器は被介護者が「ベッドから降りた」「部屋から出た」といった、徘徊の最初のサインを感知して家族に知らせます。徘徊はとにかくできるだけ早目にストップさせることが大事なので、このように最初の一歩を見逃さないことが何よりも大事です。

とくに、ベッドから降りようとした瞬間に転倒して怪我をして、要介護度がさらにアップしてしまう高齢者は少なくありません。このような転倒による怪我を未然に防ぐこともできて大変便利です。マットレスタイプ、人感センサータイプ、ワイヤレス電波発信機型といった3種類があり、2万円代で入手できることもあります。より安く利用したいならばレンタルもおすすめです。

【デジタル電波時計は必須】
認知症患者は今日の日付を一日に何回も確認することが結構あります。10回ぐらいならばなんとか優しく対応できるかもしれませんが、数十回以上繰り返されることもあり「もう我慢できない」という悩みを抱えている人も少なくりません。そんな時、カレンダーをいくら見せても認知症では理解できないことも多々あります。介護者も毎日お世話に励んでいると、だんだん日にちの感覚がなくなってしまうこともめずらしくありません。

そこで活用したいのが、時間も日付も狂うことのない電波時計です。デジタル時計ならばアナログのように時間を読み間違えることもありません。アナログ時計は認知症が進むと読めなくなってしまうこともあるので、わかりやすいデジタル電波時計を購入しておくことを推奨します。

【つなぎパジャマが便利】
AS_61492628認知症のやっかいな症状のひとつに自分の排泄物をいじる「便いじり」があります。本人は悪意があってやっているわけではもちろんありませんが、後始末をしなくてはいけない家族は本当に大変です。

「便いじり」をしてしまう認知症患者におすすめなのが、つなぎタイプのパジャマです。股の部分が自分では下ろせない特殊ファスナーになっているため、おむつの中に手を入れて触ることができないようになっています。一方で、介護者のおむつ替えには便利になっているなど、随所に工夫が見られるパジャマです。

【消臭スプレーは必須】
排泄物の臭い、加齢臭など、介護は悪臭との戦いでもあります。気持ち良く介護を続けるためには消臭スプレーはかかせないといっても過言ではありません。

自宅介護をしていなくても「施設からの洗濯物を運んだだけで車やカバンに強い臭いがしみついてしまった」というような悩みもよく聞きます。消臭スプレーでこまめに消臭するように心がけましょう。しかし、本人が見ているところでシュッシュッとやりすぎては、気持ちのいいものではないでしょう。「認知症だからどうせわからない」などと思わないことも大切なのです。

……いかがでしたでしょうか。介護というのはそれだけでも大変なことですが、徘徊、便いじりなど特有の症状が見られる認知症ともなれば、その苦労ははかりしれません。サポートしてくれる便利なグッズも少なくありませんが、何よりも大事なのは介護者がストレスをためないことです。時にはショートステイなどを利用して、一人の時間を確保するようにしましょう。

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