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「ホーム活」が必要? 高まる老人ホーム需要

最近、ニュースなどで保育所に入るには「保活」をしなければいけない困難な状況がしばしば報じられています。じつは、介護施設の中でも特別養護老人ホームの人気は高く、なかなか入居できない状態が続いています。特別養護老人ホーム需要について解説します。

【入居待ちが当たり前?】
AS_91116793特別養護老人ホーム社会福祉法人や地方自治体が運営しているため、比較的リーズナブルな料金で利用することができるというのが一番の特徴です。そのため、入居希望社は大変多く、順番待ちが当たり前という状況になっています。

保育所に入るには「保活」が必要なように、特別養護老人ホームに入るには「ホーム活」をしなければいけないのでしょうか?しかし、実際のところ、特別な根回しをしたからといって入居できるというものではありません。在宅での介護が難しいとされる要介護度の高い人が優先されることにはなっていますが、すべてそのように対応してもらえるともかぎりません。

【一時的に民間の老人ホームを利用する】
自宅介護が難しいにもかかわらず、特別養護老人ホームの空きを待たなければいけないことも多々あります。そんな時には民間の老人ホームを一時的に利用するというのもひとつの方法です。しかし、どうしても料金がかさみますし、誰もが経済的に余裕があるわけではありません。まさに八方塞がりともいえる状況です。

【特別養護老人ホームに状況を説明する】
特別養護老人ホームは市役所の介護保険係の管轄下にあります。どうしても特別養護老人ホームへ入居しなければいけない困難な事情を抱えているならば、介護保険係に直接訴えるというのもひとつの方法です。被介護者の要介護度の高さはもちろん、自宅介護できない理由をできるだけ具体的に説明するようにしましょう。一度足を運んだだけでは取り合ってもらえないかもしれません。あきらめずに、何度でも足を運んでみることをおすすめします。

【違うエリアの施設を探す】
AS_85295453特別養護老人ホームはどこも一杯というわけではありません。よく探してみると待機人数がほんの数人という施設もあります。とくに都会では数百人の待機者を抱えている施設も少なくありませんが、地方ではすぐに入居できるような施設もあります。ただし、だいたいそういった施設は車がなければ不便な場所にあったりします。もし、車で通うことが問題ないのであれば、そのような施設を利用してみるのもいいでしょう。

【サービス付き高齢者向け住宅もおすすめ】
また、特別養護老人ホームだけではなく、最近急増しているサービス付き高齢者向け住宅を利用してみるのもおすすめです。これは一人暮らしが困難になったシニア向けの住宅型施設です。特別養護老人ホームにくらべて小規模なため、家庭的なケアを実施していることも特徴です。国の政策として、今後、2020年までに60万戸が新設される予定なので、ますます身近なものになると予想されます。こちらは駅近くの施設もあるので、車での移動は難しい家族にとってもありがたい存在とえるでしょう。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

……いかがでしたでしょうか。高齢者のための施設というと、まっさきに特別養護老人ホームを連想する人も少なくないかもしれません。しかし、これからはサービス付き高齢者向け住宅をはじめとして、さまざまな形態の施設が増えることが予想されます。どうしても特別養護老人ホームでなければいけないというこだわりさえ捨てれば、結構選択肢は広がります。また、新タイプの施設の方がきめこまやかな介護を提供している場合もありますし、リーズナブルな料金で利用できるところもあるので、探してみてはいかがでしょうか。

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