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老健と特養の違いって知ってますか?

介護施設には種類がある

AS_64896302介護を必要とする高齢者人口が毎年増加傾向にある中、介護支援を行っている事業では日々新たな取り組みやサービスの改善を行っています。介護サービスと聞くと老人ホームや福祉施設などを連想できますが、これらのサービスにはっきりとしたジャンル分けがあることを知る人は、まだまだ少ないのが現状です。

高齢者人口の多い日本では非常に身近な介護サービスですが、その仕組みや枠組みについて知ることで、間違った利用や家族の負担を減らすことができます。いつかは訪れるかもしれない親の介護に備えて、正しい知識を身につけていきましょう。

現在全国で展開されている介護サービスには大きく分けて2つの種類があり、老健もしくは特養と呼ばれています。老健は介護老人保健施設の略称で、短い期間の中でリハビリや心身のケアを行っています。特に、利用者の在宅復帰を目標とした支援が特徴的です。

そして、特養と呼ばれる施設はすべて特別養護老人ホームの略称で、主に高齢者の生活に寄り添った長期的な介護支援を行っています。身の回りの世話を始めとした日常生活の支援を継続的に行っているため、最も需要の高い施設と言えます。それぞれの施設で目的とされている点を正しく理解することが重要です。

老健と特養の主な違い

AS_76774297比較的短期間の滞在を求められる老健と、長期間の入居が可能な特養は、単に入居期間だけが異なっているわけではありません。

老健では、一般的に在宅復帰を目標としている方の受け入れを行っています。たとえば、リハビリによって在宅復帰が見込める場合や、本人と家族が共に暮らすことを強く望んでいる場合に利用されるケースが多く見られます。また、老健では日常生活のサポートを行いながら医師や専門士のケアによる利用者本人の自立を促しているので、比較的短い期間で入居者が入れ替わっています。

これに対し特養では、介護を必要とする65歳以上の高齢者を対象に、長期間に渡る日常生活の介護支援を行っています。入居の対象となる条件はさほど厳しくなく、家庭事情により単身生活を余儀なくされた高齢者や身寄りのいない高齢者も入居が可能です。そのため、スタッフのサポートに支えられながら余生の最期を特養で迎えるケースもあります。多くの利用者が在宅復帰を目標としていませんが、利用者本人と家族それぞれの負担が長期間に渡って大きく軽減される点は、特養最大の特徴です。

同じように介護支援を行う施設でも、それぞれの特徴を正しく理解し、家族や利用者の目的に合った施設を選ぶように心がけましょう。

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