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地域密着型介護老人福祉施設とは

介護支援事業の取り組み

AS_81416017日本人口の高齢化に伴い介護を必要とする高齢者が増加し続ける中、介護支援を行う事業では高齢者やその家族のために日々新たな取り組みが進められています。中でも、全国の特別養護老人ホームでは介護を必要とする大勢の高齢者を受け入れ、利用者が快適な生活を送れるような介護サービスを提供しています。

こうした介護サービスの需要は高齢者の増加とともに高まりつつあり、介護支援を行う事業や福祉施設も規模の拡大や増設を余儀なくされています。事業規模の拡大や施設の増設により、受け入れ態勢が整った老人ホームでは、今まで入所場所がなかった要介護者の受け入れも積極的に行えるようになりました。全国でこうした取り組みが行われることで、今まで以上に多くの高齢者を支えられるようになりましたが、少ない人員で多くの利用者を支える中で起きる問題も、少なからず発生しています。

介護では主に日常生活のサポートを行いながら利用者の自立を促しますが、利用者に寄り添った精神的なケアも決して忘れてはいけません。しかし、人員不足により利用者の精神面を支えきれない老人ホームが未だ多く存在し、利用者や家族にとって不安要素の1つとされています。

AS_78139533こうした問題を解決するためにも近年注目されているのが、地域密着型の老人福祉施設です。従来の老人ホームが少ない人員の中で受け入れ人数を大幅に増やしてきたのに対し、地域密着型の老人ホームでは今までと変わらない人員配置で利用者ひとりひとりに寄り添った介護が行えるよう取り組んでいます。中でも、義務的に身の回りのサポートを行うのではなく、家族に代わって利用者の心身を支えていくという姿勢が魅力的です。

こうした事業の拡大により、それまで老人ホームへの入所を躊躇していた高齢者やその家族には、新しい選択肢が生まれました。同時に、快適な生活への第一歩へと繋がりました。

より身近で家庭的な介護サービスを

AS_78139547地域密着型の介護老人福祉施設では、利用者ひとりひとりに寄り添った介護サービスが提供できるよう、入所定員が29名以下と定められています。また、介護を必要とする度合が高い高齢者を優先的に受け入れているため、入所対象者は要支援3以上と定められているのが一般的です。

このような施設では従来の大型老人ホームとは異なった家庭的な雰囲気が魅力で、初めて老人ホームを利用する高齢者やその家族にとっても安心感の持てる施設です。ただし、建物や敷地自体が単独であることは少なく、主に大型老人ホームの敷地内に別棟として併設されているケースが多いのが特徴です。

地域に根付いた従来の大型老人ホームが、利用者や家族の不安要素を拭うためより身近で家庭的な介護支援ができるよう考えられています。このように建てられた地域密着型の施設は「サテライト型」とも呼ばれています。

AS_54066046反対に、少ない人数のみの入所で独立した老人ホームを「小規模特養」と呼びます。小規模特養は入所定員が30名以下と定められ、地域密着型とはほぼ変わらない人数です。敷地や建物が独立していることから利用者やその家族へより家庭的な印象を与えやすく、小規模特養ならではの雰囲気は多くの利用者に親しまれています。現存するほとんどの小規模特養施設では入所待ちが絶えないほどの需要がありますが、人員不足や運営効率、防犯性を考慮して今後の新規開設は厳しいのが現状です。

このような少人数制の介護施設を総称して地域密着型と呼ぶ場合もありますが、その定義は定かではありません。また、小規模特養の他にも「ユニットケア」と呼ばれるサービスが存在します。ユニットケアでは10名前後の利用者が1つのホームで共同生活を行い、移動のないスタッフが常時勤務しています。少ない人数の共同生活者やスタッフと毎日顔を合わせることで、絆や信頼を生み、利用者にとって第二の家となるような介護サービスを提供しています。

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