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気づきにくい! 話し上手な認知症患者の存在

アルツハイマー型認知症は話し上手であることが多い

AS_78139590認知症と一口に言っても、2種類の認知症を持っていたりと、人によって症状が異なります。認知症だと気づかない場合もあります。そのために小さいサインは見逃せません。認知症は早期の治療がとても重要だからです。

中でもアルツハイマー型認知症の方は話が上手であることが多く、その場をとり繕い、受け答えが上手かったりして、誤魔化されることも多いと言われています。たとえば人名が思い出せなくても、周囲の人に自然に確認してみたり、比較的しっかり受け答えできたりしてしまうケースが多いので、初期の頃に認知症だと認識されないことも多いと言われています。しかしこのとり繕いがいくら上手でも、そのうち辻褄が合わないことも出てくる場合があります。

とり繕いの言動があって、明らかにおかしいと思っても、これをいきなり否定してはいけません。この行動は無意識ではありますが、人として周囲と上手く過ごしていきたいという本人の思いやりです。社交性や、やさしさというものなので、これがある限り前向きに介護していくという考え方が正しいでしょう。そしてこの受け答えに関しては、あまり本人と面識のない相手だと気づきにくいという点があります。毎日過ごしている家族だと気づく場合が多いので、ご家族の方はそのような小さいサインも見逃さないようにしていきましょう。

アルツハイマー型認知症の初期症状は早期発見が大切

AS_64383694認知症の半数はアルツハイマー型認知症です。物忘れから始まり、軽度認知障害(MCI)になり、軽度の認知症に進んでいきます。これはただの物忘れではなく、人の名前や物の名前が出てこないといった症状です。年の割に物忘れが多いのですが、基本生活の中での料理や身だしなみなどは問題ない場合が多いです。社会生活に支障がない程度が軽度認知障害と呼ばれていて、症状に気づきにくいという点があります。これを放っておくと、1年でほぼ1割、4年で5割の方がアルツハイマーに進行すると言われています。

とり繕いや受け答えが一見正常に見えても、軽度認知障害は将来アルツハイマーを発症する可能性が極めて高い予備群です。そのため早期発見がカギになります。高齢者はだいたいが血圧や何かしらの病気で病院やクリニックに行くことが多いはずです。しかし、外来で認知症を見分けるのは困難だと言われています。認知症の物忘れを年だという理由にしてしまったり、物忘れ自体を忘れるといったことが起こります。物忘れ自体を忘れてしまうため、医師にも相談しないことが多いのです。

アルツハイマーの特徴は日常診察や健康診断で確認するのは難しい場合があります。医師でも難しいのです。日常生活をしている方が、目をくばって初期症状をチェックしてあげる必要があります。同じ話を何度も聞いたりし始めたら要注意です。

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